悩みが生まれる理由
パートナー・子ども・親との関わりの悩み、ママ友・職場の人との人間関係の悩み、恋愛・婚活・仕事での自信のなさ、失敗したことへの後悔や、罪悪感が消えない、など、悩みにはいろいろなバリエーションと、さまざまな状況が複雑に絡まり、数えきれないくらいの症例になります。
症例ごとに解決方法を用意しようとしたら、それこそすごい数のパターンが必要です。
実際SNSには、お悩みごとに「解決法はコレ」系の投稿がたくさんあります。
ピッタリ合うものに出会えばいいですが、効果を実感できなかったり、やってみたけどできなくて余計辛くなってしまうこともあります。
私もずっと、自分にピッタリな解決法探し難民でした。
私がたどり着いたのは、気づきの対話をして自分の心の状態を見ていき、自分に合った解決法を自分の心に教えてもらう方法です。
悩みを作っているのは自分の心なので、どうして悩みが生まれるのかを自分の心に探しに行くのです。
気づきの対話には2通りのやり方があって、すべての悩みに対応できます。
シンプルです。
なかなか解消していかない根深い悩みの場合は、潜在意識の奥深くにある思いや感情、体に記憶されたエネルギーが影響しているため、また、変化を嫌う私たちの本能からの「無意識の抵抗」も生じるため、気づきの対話にエネルギーワークやエネルギー・ヒーリングを併用します。

悩みを整理・解体して、実態を明らかにしていきましょう
(悩みの解決法その1)

(悩みの解決法その1)
続いて、悩みを生む根っこを探しに行きましょう
(悩みの解決法その2)

(悩みの解決法その1)
続いて、その思いが出てくる根っこを探しに行きましょう
(悩みの解決法その2)
悩みの解決法その1 悩みを整理・解体する
私たちは案外、「夫がうざい」「子どもに怒鳴ってしまう」「仕事の人間関係が大変」「自分が満たされる人生になってない」など、悩みをざっくりとした塊のまま持ち続けていることが多いものです。
また、漠然とモヤモヤや不安を感じていることもよくあります。
このような状態から、悩みの実態を明らかにしていくのが、悩みの整理・解体作業です。
この方法で解決できること
悩みの表層(顕在意識)を整理・解体し、悩みの実態を突き止めること。
問題点
その問題は解決しても、また別の問題が起こるので、この方法での解消はキリがないのが特徴です。
相手や状況を思い通りにコントロールすることは、完全にはできないからです。
たとえば「夫がうざい」例で言うと、夫がうざい原因を「夫が私の意見を否定してくるからだ」と明確にする。
それが明らかになることで、夫への対処法を考えることができます。
その対処法が的中すれば、その悩みは解消します。
でも今度は、職場であなたのことを否定してくる人が現れたりします。
効果・メリット
根深くない悩みであれば、悩みの実態を突き止めるだけで、スッキリしたり、解消したりします。
また、「対処法」を見つけすくなります。
比較的、短時間(短期間)で行なえる方法なので、すぐに効果を感じられたり、手軽に取り組めます。
悩みの解決法その2 気づきの対話で悩みの根っこを掘り当てる
潜在意識にある悩みの根っこを掘り当て、その根っこにあった思いや感情が変わったり、消えたりすると、心が軽くなります。
1つの根っこはいくつかの悩みとつながっていることがあり、根っこが癒されると複数の悩みが変化していくこともあります。
根っこを掘り当てていくためには、前段階として、悩みを整理・解体できている必要があります。(悩みの解放法その1のことです)
この方法で解決できること
その事柄が「悩み」になってしまう大元の原因(根っこ)を自分の心に見つけ出すこと。
たとえば「夫がうざい」例で言うと、夫がうざい原因を「夫が私の意見を否定してくるからだ」と、夫の中から見つけるのではなく、ベクトルの向きを自分に向けて、自分の心にある「私は否定されたくないと思っているからだ」という思いに気づき、たどって根っこを探しに行きます。
悩みの解体では表層を扱うのに対し、こちらは、根本的な原因にアプローチする方法です。
問題点
手間と時間がかかります。
その理由として、
●潜在意識にアプローチしているつもりが、表層から抜けていないこともよくあるため
●心の状態は千差万別であり、それを正確に知ると癒しの効果がありますが、正確に知ることができるのはご本人だけだから
●真の癒しは自分の中で肚落ちする(「こうゆうことか!」とわかること)ことでしか起こらないので、効果を焦ることなく、自分自身との二人三脚のつもりでじっくり取り組むものだから
●私たち人間の、変化を嫌う本能が「無意識の抵抗」となり、癒しのプロセスにブレーキをかけてしまうことがあるため
やることはとても地道で、自分だけでやると途中でめげてしまうケースもあります。
自分にベクトルを向けるという視点は使い慣れないので、潜在意識にアプローチする自己対話は慣れるまで難しく感じられることも多いです。
自己流だとうまくいかない方が多いのは、そのためです。
セッションでは、お一人おひとりに合わせて、ナビゲーションとサポートをさせていただきますので、ご安心ください。
効果・メリット
この解決法で取り組むのは、「泣いている自分を見つけ出すプロセス」です。
根っこにある思いや感情を見つけ、その思いや感情が癒されることが、「泣いている自分を癒すこと」になり、ヒーリングの効果もあります。
癒えるたびに、これまでまとっていた古い思いや感情が1枚1枚はがれてゆくので、心も体も軽やかになっていきます。
根本的に解消(解放)され、定着したら、戻ることがありません(定着することが重要)。
癒しのプロセスや悩みの根深さによって実感できる効果は変わりますが、悩みが軽くなる、悩みが悩みではなくなる、悩むことが減る、悩んでも軽やかに対処できるようになる、などが起こり得ます。
気づきの対話と、エナジーワーク・エネルギーヒーリングを組み合わせたセッションです。
悩みの状態によって使い分けを
あなたの悩みの状態によって、選ぶ対処法は変わってくるでしょう。
悩みの大小よりも、あなたの人生に慢性的についてくるもの、あなたにとっての重要度、あるいは、あなたが苦しんでいるのかどうかで、判断するのがおすすめです。
苦しみを伴わないのだとしたら、今は、そのままにしておくという選択もありだと思います。
体と心が、回復する時間を必要としているのかもしれません。
ちなみに、時が解決してくれるのは、悩みの表面部分で、潜在意識にある根っこは解消することができません。
「生きていて、悩みがないということはあるのだろうか?」と、悩むことのない世界は未体験の私です。
それくらいに、生きているといろいろあるものなのでしょう。
悩み自体がなくなることを目指すよりも、「悩みに苦しまない」「悩みに人生を振り回されない」を目指すことで、人生の味わい方はずいぶんと変わるものだな、というのが私個人の体感です。
ひとくくりに「悩み」と言っても、現在の私の悩みは、以前の悩みとは質が変わりました。
今のは、以前のような淀み重たい悩みではなくなっています。
頭を抱えることはあるし、心は怖がっているけど、どこか軽やかさもあり、ジタバタするような悩みではなくなっています。
体と心はつながっているものとして扱う
自分の悩みが、心の性質や自分の性格など、精神面の問題と思えるとしても、実際には、体と心は脳と神経系などでつながっています。
体のオーバーヒートや窮屈さを解放すると、心がゆるみます。
心の問題が、単によく寝ただけで楽になることもあります。
栄養面も無関係ではありません。
そして、心が穏やかだと、体も疲れにくくなります。
心の悩みと体の不調を区別せずに、どちらも自分の一部なので、つながっているものとして扱うのも、お忘れないように。