はじめに
私は自己肯定感が高いタイプだと思っていたのですが、社会に出て仕事をするようになり、30代半ばから下がり始め、40手前で「このままいくのは違う気がする」と気づきました。
かなり、うつっぽくなってしまったんですね。
20代のころから、ある部分では人並みにできない自分のことを好きだとは思えず、自分の足りない部分をどうにか埋めるべく、ときには泣きながら努力していました。
でも、自分の体の声を聴けていないだけだったんです。
体の声を聴けていないから、努力の方向もズレていた。
もしあなたも、私のように、人生に違和感、行き詰まり感、生きづらさを感じていらっしゃったら。
この記事がお役に立てるかもしれないので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
「自分の人生が好きになる生き方」を見つけたい
ところで、「自分の人生が好きになる生き方」って、どんな状態だと思いますか?
自分が自分であることを、楽しめている状態ですよね、きっと。
そしてそれは、自分がのびのびしていて、生き生きしている状態なんだと思います。
このような状態に向かっていくには、どうしたらよいでしょうか。
思い・感情・行動の一致
自分がのびのびとして、生き生きている状態って、どんなときでしょう?
きっと、余計な力が入っていませんね、リラックスしている。
それは決して、脱力やダランとしているのとは違って、軽やかに動けている状態ですよね。
時が経つのを忘れてしまうほど、自分の人生に夢中になれている状態でもあるでしょう。
そうなれている状態は、自分の思い・感情・行動が一致しているときなのです。
自分の思い・感情・行動が一致しているとき、私たちは迷いや不安がありません。
だから、のびのび、生き生きしています。
なぜなら、もっとも自分の創造性が発揮されるからです。
人にどう思われるかとか誰かの意見が気にならずに、生きることができます。
自分自身とも、世界(他者・できごと)とも、ちょうどよい関わりができます。
「自分の人生が好きになる生き方」を見つける方法
ここまで読んでくださったら、もうお分かりですよね。
「自分の人生が好きになる生き方」をするには、自分の思い・感情・行動を、一致させればよいわけです。
そのやり方ですが、まずは、感情をスルーせずに感じ、本心(思い)をていねいに拾い上げることから始めていきましょう。
感じるモードを使って自己対話すると、自分が本当はどう感じているのか、本当はどうしたいのか、どんな思いが隠れているのかに気づいていけます。
そして、自分が感じていること・思いに合った行動を選択していきます。
ぶち当たる壁
自分の思い・感情・行動を一致させたいのに、うまく行くときと、行かないときがあります。
つまづきがあると、重たい感じが出てきて、行動に移せなかったり、失敗して落ち込むパターンにハマるかもしれません。
そのようなときは、やっぱり自己対話して、何が行動をせき止めているのか、丁寧に見ていきます。
そして、どんなものがせき止めていたとしても、自分に優しく、否定も責めることもなく受け容れます。
せき止めていた思いや感情に気づけたとき、壁があると思っていたのは、実は錯覚だったとわかるかもしれません。
でも、つまづきを解消していくにつれて、自分の選択に自信が持てるようになります。
私たちの人生は行動によってできている
私たちは、すべての行動を自分で選択して生きてますよね?
と言われても、もしかしたら、すぐには共感できないかもしれません。
たとえば、何かを買うとき、何を食べるか決めるときのように「自分で選択している」と自覚できるものなら、わかりやすいです。
でも、「朝目覚まし時計が鳴り、目が覚めて、反射的に止めて体を起こす」、「相手に言われた言葉に傷つき、反射的に怒りをぶつけた」行為は、ほとんど自動的にやっています。
このような反射的な行動だとしても、実は自分が選択しているのです。
人生は選択の連続
実際に、体が行動を起こすまでには、知覚→認知(分析・判断)→選択→行動という流れが、体の中で行なわれています。
これは、脳・神経系・肉体の連係プレーです。
つまり、何気なく日常生活を送っていたとしても、すべての行動は、実は自分の脳が選択した結果なのです。
まさに、人生は選択の連続です!
選択の連続が、自分の人生になっていきます。
自分のことを客観視してみないと、「自分がすべての行動をどのようにしているか」気に留めることがないかもしれません。
自分のことが好きだなと思える人生を生きていきたい場合も、「そのような行動を選択する」ことで、そうなっていきます。
自分のパターンから抜けられないときは
自分で取り組んでいると、自分のことを客観視できているのかわからないことがあります。
自分の内面の深いところへ掘り下げるつもりが、ついグルグル思考の方へ行ってしまったりします。
今までの自分や、今までのやり方のほうが、なじみがあるからなんですよね。
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