気づきの自己対話のやり方1では、気づきの自己対話をする上で、大前提となることを説明しています。
今回の記事では、自分との対話の始め方について、説明します。
自己対話をするタイミング
気づきの対話はいつやってもよいのですが、下記のようなタイミングは、潜在意識の思いが浮上しやすいので、とくにおすすめです。
●何となく気になることがある、モヤモヤするとき
●他者との関わりで、イヤな思いをしたとき
●具体的な悩みがあるとき
●問題が起きたとき
など。
このような状況にあるとき、あなたは何かに刺激されているはずです。
その反応が捉えやすいタイミングなので、タイムリーなテーマで取り組むと、ご自身を観察しやすいと思います。
大まかな手順
実際には、手順通りに進めていく、というものではありません。
大まかな流れに分けるとこんな感じです。
1.悩みの解体・整理
2.苦しくなっている思いを見つける
3.自分の本心を拾う
4.不要な思い込みを見直す/外す
5.新しい選択ができる
といった感じで続いていきます。
気づきの自己対話で最初にするのは、「悩みの解体・整理」です。
悩みはたいがい、「不安だな・・・」とか「イラッとするわ」など、ざっくりした塊のままになっています。
でも、実際には、思いや考えが複雑に絡まった塊なんです。
そのため、まずは絡まった思いを解体・整理することで、なぜ苦しくなっているのかや、自分の本心、要らない思い込みが、気づきやすくなります。
生きづらさ・苦しさを解消していくには?
1.自己否定をやめる
もっとも”苦しくなる”のは「自己否定」です。自責も自己否定と同じことです。
でも、「自己否定をやめよう」と決めたら自己否定しなくなれるなら、誰も悩んでいませんよね。
私もそうでした。
これを解消するには、自己否定してしまう心の状態に何があるか見に行く(観察)必要があります。
そして、根っこにアプローチすると、自己否定する癖の勢力を弱めることができます。
でも、これはちょっと難易度が高いです。
2.「~べき」「~しなきゃ」の行動を減らす
ご自身の内側を観察して、「~べき」「~しなきゃ」を見つけたら、その行動を減らしていくことを念頭に、アイデアをひねってみましょう。
3.「~したい」の行動を増やす
自分のしたいことをするのは、自己表現です。
自己表現ができることが、あなたの生きる力と関係しています。
2と3についても、状況・環境によって制限されますよね。
まずは、ハードルの低いものからチャレンジしてみませんか。
気づきの自己対話を深めていくと、今はハードルが高くても、変化します。
グルグル思考との最大の違いはココ
頭で答えを考えない
自分に問いかけて、答えを見つけるときには、頭(思考)は使いません。
自分のことを観察する視点を自分の中で作って自分を眺め、体の感覚を使って、「実際に自分の内側にあるもの」だけを観察します。
体の感覚ではなく、分析、推測、説明、釈明などをしていたら、それは思考が答えを作り出している状態です。
でも、気づけば大丈夫です。
感じるモードを使い慣れるために、たとえば、歩いているとき、信号待ちしているときに体や体の感覚に意識を向けることを習慣づけてみてはいかがでしょうか。
気づいたものは掴まない
観察しているときに、気づいた思いや感情を掴んでしまうと(囚われてしまうと)、自己憐憫や思考の嵐の中に巻き込まれる確率が大です。
ひとたび巻き込まれると、グルグル思考の方に引っ張られ、気づきの自己対話は難しくなります。
そんなときは、とりあえずお茶でも飲んで、ふぅ~っと、気分転換しましょう♪
できているかどうかの確かめ方
気づきの自己対話は、体も心もゆるむ方へ向かいます。
これは「甘やかす」とは違い、心の苦しさを自由にしていく作業です。
最終的には「生きづらさや苦しさが解消」していきます。
年数をかけて自己対話を重ねることで、それまで無意識だった信じ込みや思い込みが「変わる・なくなる」こと、抑圧していた感情が解放されること、発達性トラウマや愛着障害などの心の傷が癒されることによって、心の自由度が増す、というしくみです。
変化の感じ方は人それぞれですが、セッションを受けてくださる方からは(ご自身でも気づきの自己対話を日常の中で意識されている方が多い)、「そういえば、同じようなことが起きても、前の自分とは明らかに違う言動をするようになったな」「以前の自分が何に悩み苦しんでいたのか覚えてない(それくらいに心が軽い)」と、月日を経て、知らないうちに変化していたことに気づくというのは、よく聞かれるお話です。
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気づきの自己対話のやり方1と2を読んでいただき、ありがとうございました。
自分軸で自分の人生を創造するためには、自分との真の対話は不可欠なスキルとなります。
なぜなら自分軸で自分の人生を創造するために「必要なこと」に気づいていけるからです。
気づきの対話のやり方1と2は、そのためのスタートアップをまとめました。
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